愛車のジョルノとの出会い

私は20歳の頃から原動機付き自転車を愛用しています。今乗っている「ジョルノ」は3年前に購入した2代目の相棒です。ジョルノとの出会いは急にやってきました。

1代目の相棒、ホンダの「クレアスクーピー」は、大学入学を機に、親に購入してもらった新車でした。毎日往復26kmの道のりを、雨の日も台風の日も共に走りました。
洗車やメンテナンスもマメに行い、時には転倒しサイドカバーが割れて交換してもらったり、ミラーや電球を盗まれるという災難にも遭いましたが、12年もの長い間、私の足となり、支えてくれました。

そんな彼との別れは急にやってきました。朝いつものようにスクーピーで出勤し、いつもの駐輪場に停めました。走行中は何も問題はありませんでしたが、最近エンジンのかかりが悪くなったなとは感じていました。
そしてその日仕事を終え、スクーピーのエンジンをかけました。「ブロロロロロ…プスン」「…あれ?」もう一度エンジンをかけました。「ブロロロロロ…プスン」やっぱりかかりません。

バッテリーは半年前くらいに交換したばかりだったので、エンジンの不調だろうなということは予測できました。
前々から「そろそろ寿命ですよ。いつ止まってもおかしくないです」と、バイク屋さんでオイル交換をしてもらうたびに整備士の方から余命宣告をされていたので、修理をするよりも買い換えた方がいいなと考えました。
スクーピーは駐輪場に置いたまま、バイク屋さんまで自転車で向かいました。

バイク屋さんに着いて事情を説明すると、「同じような型がある」と紹介されたのが中古の「ジョルノ」でした。色や形も私が乗っていたスクーピーに似ていて、同じ4サイクルだったので、すぐに気に入りました。
買いに行った日がちょうど決算月の月末だったため、「今月中の売り上げに入れてくれるなら」と値引きをしてくださったため、その場でネットバンキングから振込み手続きを済ませ、スクーピーの引き取りや廃車手続きも全てやっていただけることになりました。
バイク屋さんが駐輪場まで取りに行ってそのまま廃車にしてくださるとのことだったので、スクーピーとしみじみする間もなく、1週間後には「ジョルノ」との生活が始まりました。

金額も13万円と高額でしたが、紹介してもらってからものの30分くらいで購入を決め振込みをしたので、私の人生で一番印象的な大きな買い物となりました。
即決で決めてしまったので、その月の生活費が苦しくなってしまいました。でも後悔はしていません。これがご縁なのかな、と。
よっぽどお金に困ったらお金を借りるしか方法はありませんが、まあどうにかなるでしょう。